江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
今日は風気味の息子を病院に連れて行き、
帰宅後は借りてきた『ベイマックス』を一緒に見ました。
初めてベイマックスを見ましたが、
予想外の展開にビックリしながらも、
最後まで楽しめました。
以前ネットで見た、
『日本版のCMで内容を想像すると、全く違う展開にビビるw』
という書き込みを思い出しましたw
さて今日は土曜日ですので恒例のエフェクターレビューですね。
今日はAtlas Pedalの『Shelter』をレビューします。
Atlas Pedalとは?
2012年にスタートした、日本のブランドです。
石橋さんというビルダーさんがお一人でやっています。
『シンプル・イズ・ベスト』をテーマに、
あくまでもギターとアンプの間にある事で活かされる
エフェクターライクな操作性と音色の両立を目指したサーキットデザインを施し、
選別した信頼の出来る部材を用いて製作しているとのことです。
advancedシリーズとstartシリーズの2ラインナップがあり、
advancedシリーズでは、サウンドクオリティのランクアップを目指し、
startシリーズは石橋さんの思うスタンダードの音色を提供します。
今回レビューする『shelter』はstartシリーズの一台です。
shelterレビュー
Atlas Pedal HPより
フェンダーアンプ:ブラックフェイス期のトーンを
モチーフにしたプリアンプ / ブースターです。
FETとオペアンプ回路を採用し、
搭載されてるパッシブのトーン(Treble, Bass, Presence)は、
それぞれが個別で機能するように配置されています。
これらを駆使する事でビビットなクリーン〜クランチサウンドが得られます。
セッテングは、まずPresenceノブを絞り切った位置、
それ以外を12時付近にしてスタートさせ、
それを基準に好みのトーンを探してみて下さい。
またPresenceとGainノブを3時以降にする事で
クランチセッティングとなります。
(入力レベルにより3時手前からクリップする場合もあります。)
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ということで、この『shelter』はプリアンプ/ブースターです。
shelterを繋ぐことで、フェンダーアンプのような透明感のある
クリーントーンを得ることができます。
ブラックフェイス期のフェンダーアンプのトーンを狙っていて、
クランチセッティングになりますとありますが、
そんなにゲインは高くありません。
真空管アンプのようにじゅわっと歪んでくる感じです。
私はブラックフェイス期のフェンダーアンプを
じっくり弾いたことがないので、
何処までニュアンスが出てるかは分かりませんが、
フェンダーアンプの雰囲気は良く出ています。
編集後記
ということでAtlas Pedalの『Shelter』レビューでした。
音色補正効果のあるクリーンブースターとして、
アンプの直前に繋ぐと良いと思います。
私が使うときは常時ONで、正にプリアンプとしての運用です。
一皮むけた、パリッとしたクリーントーンを聞かせてくれますよ。
価格も昨今の個人制作系ブランドに比べて安めに設定されていますので、
他のペダルも揃えてみても良いと思います。
オススメできるブランドです。