江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
今日は例の長期コンサルティング案件2日目でした。
ようやくMJSの会計ソフトにも慣れてきた感があります。
まあ、会計ソフトなんてどれも似たり寄ったりですけどw
MJSは税務ソフトもセットであるので、
会計から申告まで一気通貫で行けるのが良い点です。
ちなみに、私が税務だけ使っているJDLや、
個人的に好きではないTKCも一気通貫でいけます。
どれも一気通貫させようとすると、クソ高いのが難点ですがww
さておき、その後には簿記の講義です。
来る6月9日が日商簿記検定の受検日なので、
前回と今回は予想模擬試験を解きます。
皆さん3級を受験されるので、頑張って欲しいです。
ということで、今日は税理士受験のすゝめ番外編として、
『日商簿記検定受検のすゝめ』を書きたいと思います。
今更感たっぷりw
日商簿記検定を受ける意味とは?
検定そのものについては今更説明不要ですかね。
何か資格を取ろうと考えたときに、1~2番手にあがってくる程の
メジャーな資格ではないでしょうか?
この仕事をしているからというわけではありませんが、
社会人必須の資格だと思っています。
会社に所属する目的は何ですか?
ーーー給与を貰うため
では、どうすれば給与が貰えますか?
ーーー毎日ちゃんと働くこと
では、働くって何ですか?
ーーー売上をあげること
何故売上をあげなければならないんでしょうか?
ーーーそこから給与がでるから
と、簿記の知識がなくても、
なんとなくは分かるかもしれませんが、
簿記を勉強することによって、
この話に数字の裏付けがとれるようになります。
例えば、月に50万円の給与が欲しいなら、
50万円の売上で足りますか?
足りないですね。
月に50万円の給与を貰うためには、
最低でも月に50万円の『利益』がなければダメです。
じゃあ、いくらの売り上げが必要でしょうか?
コレは人それぞれなので、一概には言えませんが、
ご自身の商材で計算してみては如何でしょうか?
簿記の知識があると、この辺の計算に強くなります。
まずは3級から!
某資格の学校では、3級をスルーして、
いきなり2級の取得を目指すコースもありますが、
まずは3級から始めるのが良いです。
何となく3級は履歴書に書けないから無駄と思われている節がありますが、
3級がすべての基礎です。
まずは基本的な用語を覚えることから始まります。
今まで簿記に触れたことがないような場合は、
かなりとっつきにくいと思いますが、
英語みたいなモノだと思って、頑張って覚えましょう。
ここが疎かになってしまうと、2級でコケます。
最悪、3級ですらコケます。
何事も基礎が一番大事ということですね。
3級であれば、真剣にやれば1ヶ月程度で十分身につきます。
誰かに教わるのが手っ取り早いと思いますが、
独学でも頑張ればいけるレベルです。
その後2級へ!
3級がとれたら、是非ステップアップで2級を目指しましょう。
ただし、2級は3級の3倍は厳しい試験です。
それなりの時間を投資しなければなりませんので、
覚悟を決めましょう。
資格の学校でも3ヶ月くらいかけるはずです。
独学は余りオススメしたくありません。
しかし、合格した暁には結構なメリットがあります。
実際「簿記2級持ってます」というだけで、周りからの評価が変わります。
実務経験がなくても、ある種の『看板』となってくれるでしょう。
先人達がそういう流れを作ってくれているのです。
実例を挙げるとするならば、
私は現在派遣会社に登録している方向けに簿記を教えていますが、
簿記2級とると派遣の単価が上がります。
当然皆さんの時給も上がります。
100円~200円くらいは上がるかな。
派遣でなくても、就職活動の時とか強いですよ。
会社の諸先輩方が、肌感覚でしか分かっていない事を
数字に表せるようになっているはずですので、
「こいつ優秀だな」と思わせれば、かわいがってくれることでしょう。
編集後記
ということで『日商簿記検定受検のすゝめ』でした。
散文的に思いついたことを書いてしまいましたが、
全ビジネスパーソン必須のスキルといっても過言ではありません。
上に行けば行くほどこの辺の肌感覚が優れていますので、
それを数値化できる部下とか最高じゃないですか。
社長に気に入られる最短コースかもしれませんよw