37歳にして天命を知ったのか?簿記講師始めました

中村剛士の話
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江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

今日から私の趣味と実益を兼ねた
新しい仕事がスタートしました。

とある派遣会社さんにいって、派遣登録されている方に向けて
簿記2級を教えるというモノです。

簿記2級を取得することで、派遣単価を上げるのはもちろんなのですが、
正社員登用へ繋がりやすくしたいという思いがあるようで、
そこに協力しようと思い、今日からスタートとなりました。

今日は私の思いの丈を書いていこうと思います。

そもそものきっかけ

私が以前資格の大原で簿記論の講師をやっていたというのは
色々なところで触れていますが、実は私、今でも講師が天職だったと思うくらいに、
講師業が大好きなんです。

ですので、独立したら古巣で非常勤講師をやろうと思っていました。

大原時代の同期(独立税理士)が独立祝いをしれくれた際にも、
そんなような話をしました。

すると後日、その同期から「大手税理士法人にいたときの同期が、
簿記2級を教えられる税理士を探しているんだけど、どう?」と
連絡を受けました。

条件面で折り合いが付けばとても良いお話なので、
一度お会いしてお話を伺ったところ、
私の条件でOKとなりましたので、今日を迎えることが出来ました。

私の思いの丈

皆さん知っていますか?

上場企業の経理部でも簿記3級が分からないという方が多いということを。

会社の公用語を英語にします!とかやってる場合じゃないです。
経理部の人間が簿記知りませんじゃどうしようもないですし、
何なら社員全員に簿記をやらせるべきとすら思っています。

皆さん知っていますか?

税理士試験の受験者数が、ピーク時に比べて1/3程度まで落ち込んでいることを。

AIに仕事が奪われるとか言われてますけど、ハッキリ言います。
税理士業界今後10年~15年程度は『ホワイトオーシャン』です。

おじいちゃん税理士がどんどん引退しますので、後継者が必要なのですが、
候補となる20代~30代の税理士が壊滅的に少ないのです。

そこで、少しでも私が税理士業界のこれからに貢献出来ることは何か?
と考えたところ、『簿記講師』をやることで簿記人口を増やし、
ひいては税理士受験人口も増やしていきたいと思うようになりました。

ですので、今回のお話は渡りに舟といった感じだったのです。

今後の課題

コレは私の確認不足でもあるのですが、
簿記2級の講義をするとしか聞いていなかったので、
3級は持っている人たち向けにやるモノだと思っていました。

しかし、今日行ったら「簿記初めてです」という方達ばかり。

3級すっ飛ばして2級からやるのは無茶です。
そもそも2級のテキストが3級は分かっている前提で作られているので、
基本をやらずにいきなり応用をやらされているようなモノです。

一応この話持ってきてた人、公認会計士なんだけど・・・

明日交渉せねば。

編集後記

ということで『37歳にして天命を知ったのか?簿記講師始めました』でした。

久々に3時間しゃべりましたが、結構大丈夫でした。
少人数だったので、昔のように声を張らなくても良いというのも大きいですがw

昔は100人くらいを相手にしていましたので、
結構声を張る必要がありました。
結構喉に来るんですよね。

今回は大丈夫でしたが、ちょっと衰えを感じましたので、鍛えねば!

誰かカラオケ行きましょうw