Clark Amplification 『Gainster』レビュー

ギターの話
Pocket

江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

確定申告が終わって1週間経ちましたが、
確定申告のせいで後送りになっている仕事が地味に多いですねw

さて、早いモノで今日は土曜日ですので、
恒例のアレ行きましょう。

今日はClark Amplificationの『Gainster』をレビューしたいと思います。

Clark Amplificationとは?

Clark Amplificationとはアメリカのアンプ屋さんです。

FenderやMarshallのヴィンテージアンプのレプリカを作成しているところで、
職人が手作業でアンプを作成しているらしいです。

ほとんど情報が出てこなかったので、
多分日本に入ってきていないと思います。

私が知らないだけかもしれませんが。

そんなClark Amplificationが作ったエフェクターが『Gainstar』です。

アンプ屋が作ったエフェクターということで、
当時結構話題になりました。

私は中のパーツが云々という話には興味が無いので、
よく分からないのですが、アンプで使用するような、
普通はエフェクターには使わないパーツがてんこ盛りだそうです。

マニアに言わせると、基板への組み込み方がアンプっぽいらしいですw

Gainstarレビュー

まずはこの写真をご覧ください。

左側は以前レビューした、Shun Nokina Designの『Redemptionist』です。

Redemptionistは手持ちのエフェクターの中で最小サイズなのですが、
比較してみるとサイズがヤバいw

8倍くらいの大きさですね。

でも、重さはそんなに変わらないんですよ。
ケースが大きいだけで、中はゆとりがある設計になっています。

Redemptionistが詰め込みすぎという説が有力ですw

見た目に反して、軽いんだということだけ知っておいてください。

コントロールは見たままですが、
『Level』『Tone』『Gain』の3つです。

写真は先日のスタジオ練習に行く際に、
久しぶりに引っ張り出したときのセッティングです。

普段の私からするとありえないセッティングになっています。
何だか分かりますか?

正解は『Tone』です。

通常はToneを上げると、高域がキンキンギラギラになって、
耳に刺さる音になります。
私は甘めな音が好きなので、基本的にToneは12時よりも下になります。

しかし、『Gainstar』に関しては15時方向まで上げています。
これは、GainstarのToneの効き方が、通常のToneではないためです。

確かに高域がハッキリしてくるのですが、それは単に結果であって、
このつまみの本来の目的がGainの補助にあるというのがポイントです。

ここまでToneを上げても、耳に刺さるようなことはありません。
Toneを上げることによって、歪みが強くなるのです。
コレが絶妙なんですよね。

・・・とか言ってますが、あまりにも久しぶりに持って行ったため、
最初は12時よりも下にセッティングしていました。
何か昔のイメージと違うなと思って色々と弄っている内に思い出しました。
あぁ、これだ!と思いましたねw

久しぶりに弾いたら凄く良かったので、
しばらく使って行こうと思います。

編集後記

ということで、Clark Amplification『Gainstar』レビューでした。

余談ですが、ペイントのたばこの煙だけが手書きだと思われます。
煙だけいろんなバージョンを見かけますのでw

惜しむべくは、現在廃盤になっているということ。
中古で見かけることがあったら、即試奏推奨です!