2019年11月29日(金)
こんにちは!江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
今日は私が独立するきっかけを作ってくれたお客さんのところへ訪問です。
鍼灸師さんなのですが、そんなに売上もないので、
年1回決算のみの契約となっています。
毎回新しい気づきを与えてくれる兄貴分みたいな存在なので、
行くのを楽しみにしていました。
今回も新たな気づきが有りましたので、その辺まとめます。
働きたくないでござる
何のこっちゃという感じですが、
如何にして働かずに暮らしていくのかということは究極目標ですよねw
色々と方法が考えられます。
例えば投資。
不動産でも株でも何でも良いのですが、
投資からのリターンで喰っていける状態を作る。
コレも一つの方法です。
しかし、何かと時間を取られるのも事実です。
しかも100%勝てる保証がないという、運の要素が混ざります。
不動産もこれからは厳しい時代ですね。
空き家率が急上昇していますので。
駅近とか、ちょっと遠くてもターミナル駅とか、
何らかの付加価値がないとキツい気がします。
自分の時間単価を上げる
というのが気になると思いますが、それが今日のテーマです。
『自分の時間単価を上げる』努力をしようということです。
例えば月に100万円有れば悠々と生活できるとして、
自分の時間単価が1,000円だったらどうでしょう?
1,000時間働かなければなりませんねw
1ヶ月31日×24時間で744時間しか有りませんので、不可能です。
サラリーマンの場合は残業を考えなければ
1日8時間、週休2日でいくと176時間労働となります。
つまり100万円÷176時間≒5,700円の単価であればOKということですね。
皆さん時給5,700円の仕事してますか?
もちろん雇われているのか、事業主なのかで事情は変わりますが、
最低でもここを目指さなければなりません。
5,700円で初めて勤務時代の労働時間になるわけですので、
働きたくないなら、もっと単価を上げていく必要があります。
これが10,000円になったら月100時間です。
1日約5時間労働ですね。
20,000円なら月50時間、1日2時間半ですので、
午前中だけ仕事すればOKということになります。
このケースの理想は時給100万円で月1時間とかでしょうか。
かの有名なドラッガーは時給4,000万円だったそうですので、
約2分で100万円ですねw
単価の上げ方
一体どうすれば単価が上がるのでしょうか?
答えは『勉強すること』につきます。
例えば私の場合であれば、
税金の知識が広くor深く持っているとか、
業務効率化について詳しい、融資関係に強いなど、
他の税理士よりも抜きん出ていれば、
高額でも契約が取れるでしょう。
皆さんも皆さんの分野で一歩抜きん出た存在であるために
勉強しなければならないということですね。
とはいえ、実際に値上げするタイミングって難しいですよね。
色々気になって値上げに踏み切れないということもあると思います。
しかし、値段で勝負していては抜きん出た存在にはなれません。
今日会ってきた方は、
「今辛いなら、先ず値上げすべし」と仰っていました。
値上げによって離れていくお客さんもいるでしょうが、
それはそれで、勉強できる時間が増えたと捉えなさいと。
その時間で身に着けたモノは、絶対に後から効いてくるので、
値上げが先だと。
ハッとしました。
技術を身に着けてから値上げするのが普通だと思っていましたが、
逆なんです。
辛いならそれは時間と単価が合っていない証拠なんですね。
先ずその悪循環から脱出し、正常循環に戻します。
そうすると余裕が生まれますので、勉強しましょう。
値上げ→時間がに余裕が生まれる→勉強する
→レベルが上がる→値上げ→時間に余裕が・・・
という良いスパイラルのできあがりというわけですね。
編集後記
ということで『単価を上げるサイクル』でした。
自信持って値段提示できるように、
私も勉強しようと思いますので、
皆さんも勉強しましょう!