Free The Tone『GIGS BOSON』レビュー

ギターの話
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江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

今日はオフ。
歯医者に定期検診に行き、クリーニングをしてきました。

その後は息子と遊んだり、DVD見たりしましたが、
夕食後はExcelと格闘してました。

50人のメンバーの7種類のデータを
8週間に渡って集計しているデータなので、
確認するだけでも一苦労でした。

データ集計のシートの算式が結構ミスってたので、
結局集計のシートだけ新規で作りました。

元データは合っていると信じてw

さて、今日は土曜日ですので、
恒例のエフェクターレビューをしたいと思います。
今日はFree The Toneの『GIGS BOSON』をレビューしたいと思います。

Free The Toneとは?

林さんという方が代表で、現在は横浜を拠点に活動されています。

基本的にはプロミュージシャンを相手に、
システム構築なんかをされている方です。

プロ向けにはワンオフでカスタムしたモノを作っているようですが、
一般ユーザー向けにもかなりの商品をラインナップしています。

結構ディスコンになるスピードが早い気がしますが。
気づいたら生産終了になっているケースが多いです。

今回レビューする『GIGS BOSON』もディスコンです。
気になるモノは早めにゲットしておきましょう。

『GIGS BOSON』レビュー

発売当初、SUGIZOさんや布袋さんなどの音にうるさい方々が使っていましたね。

ポスターはSUGIZOさんでしたし、
布袋さんに至ってはボードに2台入れてましたからね。

私はSUGIZOさんが実際に使っているなら、と購入しました。
(試奏はちゃんとしています。納得して購入です)

改めて写真を見ると、
見慣れないスイッチが2つ付いているのが分かります。

左が『INPUT Z』で、右が『GAIN BOOST』です。

『GAIN BOOST』は結構効きます。
私は押しませんが、結構ハイゲインになります。

低音の輪郭がボワボワすることはないので、
ブースト後の音にハマる人はハマると思います。

よく分からないのが『INPUT Z』なのですが、
これは入力インピーダンスを切り替えるスイッチで、
林さんが言うには、下記のようなモノだそうです。

ボタンを押していない状態が1MΩ。押した状態が100kΩです。
ギターから直接接続する際は、1MΩがお薦めですが、ユニットや
他のエフェクターを通過した後、接続する場合は、ボタンを押し
100kΩ側も試してみてください。高音域のぎらぎら感が少し抑えられます。
また、若干ですがS/Nも良くなると思います。

読んでもよく分からないですね。

他のエフェクターを前段に通すので、
とりあえずオススメ通りにスイッチオンにしています。

実際の音ですが、『しっとり』しています。
きめ細やかな歪み方です。ちょっと大人な感じ(?)

ただ、家で出せる音量くらいだと、全然良い音しないです。
実際私も、自宅で改めて弾いたときに『普通だな』と思いました。
何で買うときあんなに盛り上がったんだろう?と。

この辺はプロ向け機材を作っている方ならではの
チューニングなんだと思います。

後日、スタジオに持って行って鳴らしたときに全て理解しました。
これはデカい音で鳴らすように作られています。

こんなに良い音したっけ?と、自宅で下がったテンションが
爆上げされたのは言うまでもありませんw

多分他のFree The Tone製品も同じだと思うので、
皆さんも試奏する機会があれば、
できるだけ大音量で試すことをオススメしておきます。

編集後記

ということでFree The Toneの『GIGS BOSON』のレビューでした。

実は代表の林さんは、その昔HIDEのギターテックだったんですよ!

ギターテック時代に一番焦ったのは、
半音下げの曲のときにレギュラーチューニングの
ギターを渡してしまったことだそうです。

幸い、曲が始まる前にHIDEが気づいたそうですが、
心臓が止まるかと思ったと仰っていましたw