江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
昨年末ギリギリになって、妻と一緒に駆け込みでふるさと納税をしました。
何も考えずに「この牛肉おいしそう」とか「ホタテ1㎏だってー」
とか言いながら、限度額までやりました。
その結果、今現在冷蔵庫がヤバいことになっていますw
『ご利用は計画的に』と言う言葉が頭をよぎったので、
今回はふるさと納税について、基本的なところをご紹介したいと思います。
そもそも『ふるさと納税』って何なの?
「ニュースで耳にすることはあるけど、自分ではやってない」
「何かよく分からないけど、牛肉とかもらえるんでしょ?」
「やりたいけど、やり方が分からない」
みたいな事をお客さんのみならず、友人知人からもよく言われます。
そして皆さん必ず「やってますか?」とか「やった方が良い?」とか聞いてきます。
私は「当然やってます。やらない手はないほどのスーパーな制度です」と答えます。
えぇ、マジです。
本気で、やらない手はないほどのスーパーな制度だと思っています。
何がスーパーなのか、ざっくり一言で言うと
「返礼品が2,000円で買える」という点に尽きます。
(「買える」と言う表現は制度の趣旨上ふさわしくありませんが、
イメージの問題ですので、ここでは「買える」と言います)
『ふるさとチョイス』や『さとふる』など、いろいろなサイトがありますので、
返礼品として何が貰えるかはそちらをご確認いただくとして、
その返礼品が2,000円で買える制度なんだとお考えください。
総務省が言うことを聞かない自治体を公表したのが記憶に新しいと思いますが、
それほど返礼品競争が過熱していますので、かなり良い品が出ています。
見るだけでも楽しいですよ。
もう少しちゃんと説明すると、正確には下記のような流れとなります。
① どこかの自治体に寄付(ふるさと納税)をする
② 自治体から返礼品が届く
③ 2,000円だけ足切りされ、所得税と住民税から控除される
(確定申告orワンストップ制度の適用が必要)
例えばA市に10,000円寄付(ふるさと納税)した場合は
① 10,000円納める
② 返礼品届く
③ 確定申告などをすると、税金から8,000円引かれる
という流れになります。
タイミングによっては①から③までかなりのタイムラグか生じます。
1月にふるさと納税した場合は、来年の確定申告で引かれますので、
1年以上開くことになります。
③の8,000円は還付されることはないので、
なんとなく財布から10,000円出て行くだけのような気がしますが、
ちゃんと税金引かれますので、その辺は安心してください。
何かよく分からない原因は『限度額』
ふるさと納税には『限度額』があると言う話を耳にしたことはありますか?
また、自分の『限度額』がいくらになるか知っていますか?
この『限度額』がふるさと納税を難解に見せかけています。
自分じゃ計算できないと思っている方がほとんどです。
確かに、『限度額』の計算は自力だと大変だと思います。
しかし、『ふるさとチョイス』や『さとふる』といったサイトには
必ずシミュレーターがありますので、これを利用しない手はありません。
金額の入れ方もレクチャーがありますので、
是非やってみることをオススメします。
それすらめんどくさいという方は、
ざっくり『住民税の2割』と覚えておいてください。
よくある勘違い!
毎回2,000円足切りされる?
例えば5つの自治体に10,000円ずつ、計50,000円ふるさと納税した場合は
10,000円-2,000円=8,000円×5自治体=40,000円が税金から引かれる
と思っている方がいますが、これは勘違いです。
2,000円の足切りは総額に対して1回だけですので、
50,000円-2,000円=48,000円が税金から引かれます。
ふるさと納税は限度額までしかできない?
思っている方がいらっしゃいますが、これも勘違いです。
限度を超えた部分については、税金から引かれることなく、
純粋な『寄付』になるだけですので、実際にはいくらやっても問題ありません。
(純粋な寄付をするしないは別問題ですがw)
同じ返礼品は貰えない?
これは自治体によって対応が異なりますが、
私が見た中では、何度でも同じ返礼品を貰うことができる自治体が多いです。
実際、私は昨年同じ爪切りを3つ貰いましたw
編集後記
というわけで、今日はふるさと納税についてのお話でした。
すぐに品切れになってしまうほど人気の返礼品や、
数量限定の返礼品など、様々な返礼品があります。
年末近くなると、皆さん駆け込みで需要が増えますので、
欲しいと思ったら躊躇せずふるさと納税しましょう!
ちなみに、私の周りではウナギの評判が良いです。
ご参考まで。
コメント
[…] ふるさと納税については 今までもブログに書いてきましたので、 簡単にまとめますと、 […]