2019年9月6日(金)
こんにちは!江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
今日は所属している朝会の日だったのですが、
起きたら8時45分で朝会が終わる時間でした。
目覚ましに気付かなかったようです。
目覚めて、『ヤバい!』と思い、
ドキっとした瞬間に目が覚めましたw
夢オチですw
何てイヤな夢をw
鼓動は早いまま時計を見ると、
いつも起きる時間の5分前でした。
『そうだよな、ちゃんと目覚ましかけたしな』と思いながら、
通常通りの電車に乗って、通常通りの時間に到着しましたw
朝会後は夕方に弁護士さんと打合せがあるだけでしたので、
一度葛西に戻り、明日のセミナーの準備をしました。
60分+質疑応答30分の予定ですがスライドが31枚になりましたw
終わるかな?
さて今日は、明日のセミナーで話す予定の、
『私が税務調査でGUCCIの靴を経費に認めさせた話』をします。
税務調査でGUCCIの靴が見つかるまで
通常税務調査は2日間で行われます。
会社へ1~2名の調査官がやってきて、
決算書や元帳を見ながら、
気になったモノについて大元のレシートや領収書を確認します。
基本的には売上→仕入れ→経費の順で見ていく場合が多いです。
要するに、額が大きいものから見ていくと言うことです。
今回の社長さんは整体の先生で、
治療院の他に、自分の手技を他の整体の先生方に教えるという
セミナー講師のお仕事もされています。
ということで、売上と経費しかないようなシンプルな中身です。
調査もスムーズに終わりかけたその時、
消耗品計上していた13万円の領収書が気になったようで、
「社長さん、この13万円の領収書は何ですか?」と聞かれました。
聞かれた社長さんは「ちょっと待ってくださいね」といいながら中身を確認し、
何ともにこやかに「GUCCIの靴を買いました!」と言ってしまったのですw
調査官の目がギラッと輝いたのは言うまでもありませんw
GUCCIの靴を経費に認めさせた話
調査官が気持ち前のめりになり、
「良いですか社長さん。GUCCIの靴って言うのは・・・」と始まったので、
慌てて止めましたw
先ほども書いたとおり、この社長さんはセミナー講師もされています。
『僕の手技を学んで治療院やれば、君たちもこんなに良い格好出来るようになるよ』
ということで、セミナーの冒頭だけ全身GUCCIに身を包んで始めます。
実際のセミナーは当然トレーニングウェア的な格好に着替えてやりますので、
ブランディングとしてGUCCIを着ています。
つまりは衣装なのです。
しかも、本当にセミナー会場でしか履いていなかったのです。
それを証明し、経費として認めさせました。
どの様に証明したのかというと、
靴底を見せました。
本当にセミナー会場でしか履いていなかったので、
靴底が新品同様ツルツルのままだったのです。
コレには流石の調査官も経費として認めざるを得ませんでしたw
編集後記
ということで『私が税務調査でGUCCIの靴を経費に認めさせた話』でした。
万人がGUCCIの靴を経費に出来るという話ではありませんが、
このように、しっかりとしたストーリーと裏付けがあれば、
例えGUCCIの靴でも経費にすることが可能なのです。
フェラーリが社用車で認められた判例もありますので、
税理士と相談してみても良いかもしれませんねw