江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
今日は土曜日ですので、毎週おなじみの全員置いていくヤツです。
エフェクターレビューの日ですね。
今日はHIKASHIRA equipmentの『3301』をレビューしたいと思います。
当初、別のエフェクターを試奏しており、購入しようとしていたのですが、
馴染みの店員にこれを出され、音を出した瞬間に購入を決めました。
最初のエフェクターには申し訳ないのですが、
本当にレベルが違いすぎてしまい、瞬殺でしたw
これ本当にちょっと凄いですよ!
HIKASHIRA equipmentとは?
3年前くらいにできた、新しめのブランドさんです。
企画・製造・販売のすべてをジャパン・メイド・クオリティで行っています。
日本人がすべてに責任を持つということですね。
その分高価なのが玉に瑕ですがw
今のところ、今回のレビュー対象である『3301』のみのラインナップですが、
こだわりポイントが満載なので、今後の商品開発に期待です。
3301レビュー
『3301』は、音云々の前に、男心をくすぐる仕掛けがあります。
まずはこの見た目。
普通のエフェクターはアルミのケースで作られていますが
この『3301』は真鍮製です。
何とネジまで真鍮製ですので、こだわりを感じます。
真鍮は腐食しにくく加工がしやすいので、昔から家具や仏具に使用されてきました。
『最も高価な貴金属』として日光東照宮にも使われているそうです。
カメラが貧弱すぎて分かりにくいのですが、実際は凄くギラギラしています。
見た目だけでも欲しくなる、謎の説得力があります。
そして、それが収納されているのが、
何と『桐箱』です。
真鍮は水に弱いので、調湿機能のある桐箱を採用しているのでしょう。
とはいえ、筐体は無塗装ですので、
桐箱で守ったとしても、経年変化は避けられない模様です。
その経年変化も一つの『味』として楽しんで欲しいとのことです。
コントロールは見たままですが『Volume』『Tone』『Gain』です。
Toneは12時方向がフラットです。
至って普通のコントロールなので、迷うことはないと思います。
さて、肝心の音ですが『普通に良い』です。
Gainは0でも僅かに歪みますが、フルまで上げても所謂オーバードライブサウンドです。
フルまで上げていっても、ローがボワボワしたり、ハイが落ちるといったこともないです。
何処にも寄っていない、フラットな歪みだと思います。
これがHPでも謳われている
『原音の芯がしっかり残る生々しさと、絶妙なコンプ感をセッティング』
なのでしょう。
ギターの音を濁らせることなく、
弾き手の入力に対し素直に反応してくれます。
手元でクリーン近くまで持って行けますので、
ニュアンスを大事にしている方でもOKです。
本当にハイクオリティな『普通の音』がします。
自分の中での一つの基準として、持っておくと安心できると思います。
編集後記
ということで、『HIKASHIRA equipment『3301』レビュー』でした。
値段が値段なので、あまり人にお勧めできないのですが、
音に関しては間違いないです。
文句なくオススメ!
と言っておきながら、実は今、箱にしまい込んでいます。
非常に良い音なんですが、経年変化が気になってしまって・・・
経年変化を楽しめていない、ダメユーザーですねw
今後は使っていきます!
コメント
[…] 、通常のエフェクターの半分程度の大きさしかありません。 先週レビューした『HIKASHIRA equipment』の『3301』と比較すると、 その小ささが分かります。 今でこそ、このサイズのエフェク […]