休みなのに、1820本の仕訳を入力した話

税金の話
Pocket

江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

連休2日目、調子はどうですか?

お出かけの際は交通量が増えているようなので、
事故にお気をつけください。

渋滞でもイライラしないように、安全運転を心がけましょう。

私は仕事しています。
とはいえ、日曜日ですので軽くでしたが。

明日以降は暦関係なく、普通に仕事します。
代わりに後半休もうかと思っています。

さて、そんな今日は、
『休みなのに、1820本の仕訳を入力した話』をしたいと思います。

1820本の仕訳を入力するのにかかった時間は90分

このGWは仕事する気でいるので、
今日は息子にDVDを見せている横で入力作業を行いました。

ちなみに今日はライオンキングを見せました。
実は私も見たことがなかったので、
横目でチラチラしながらの作業となりました。

結果は1820本の仕訳を90分程度で入力することが出来ました。
単純計算で1分あたり約20仕訳ですから、1仕訳3秒の計算ですね。

驚異的なスピードですw

何故このようなことが可能なのかというと、
『Excelデータで貰っているから』です。

お客さんが自分でExcelに入力している現金出納帳のデータを
私が使っている弥生会計にインポートするという作業をしたのです。

インポート自体にかかる時間はほんの数秒ですから、
ほぼすべての時間はデータのチェックに充てています。

その他に貰ったExcelデータを弥生会計にインポートできるように
組み替えるという作業もしていますが、メインはやはりデータチェックです。

コレを手作業で入力しようとしたら、日が暮れます。
下手したら2日かかる分量です。

それが90分程度で終わってしまうのですから、
相当な効率化です。

インポートを使いこなしている人間が少ない

このインポート機能ですが、実は大抵の会計ソフトに付いています。
しかし、コレを使いこなしている職員はあまりいません。

この機能の存在すら知らない方も多いのではないでしょうか?
ちゃんと弥生のHPに書いてあるんですがね。

私が常々『資料はデータでくれ!』といっているのは、
コレが出来るからなのです。

インポート出来ると出来ないとでは、効率が20倍くらい違います。

また、他の会計ソフトのデータであっても、
Excel出力さえ出来れば、組み替えてインポートすることが可能なので、
巷で売っている『データコンバータ』等は不要だったりしますw

買う方も買う方ですが、売る方も売る方ですねw

簡単にインポート解説しておきます。
まずはこちらをご覧ください。

実際のインポート用データ画面です。

A列からY列までデータが入っていますが、赤い部分が必須となります。
A:識別フラグ
B:No
C:決算
D:日付
E:借方科目
F:借方補助
G:借方部門
H:消費税区分
I:金額
J:消費税額
K:貸方科目
L:貸方補助科目
M:貸方部門
N:消費税区分
O:金額
P:消費税額
Q:摘要
R:空欄
S:空欄
T:取引タイプ
U:空欄
V:空欄
W:0
X:0
Y:no

という並びです。

貰ったExcelデータをこの順番に並び替えて、
CSVで保存すればインポートすることが出来ます。

振替伝票のインポートも出来ますが、
面倒くさいので、この形式をオススメしています。

インポートしたことがない方は、
この通りに真似して作ってみてください。

ちょっと感動しますよw

編集後記

ということで『休みなのに、1820本の仕訳を入力した話』でした。

コレを使えば、経費精算書をインポートしたり、
カード明細をインポートしたり出来るようになります。

手入力するのが馬鹿らしくなりますので、
本当にオススメです。

そりゃあ料金も変わるわけだよw