Far East Electric 『Krishna Lenny』レビュー

ギターの話
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江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

今日は土曜日でしたがミーティングが入っていたので、
ランチがてら外出してきました。

今日ミーティングした方は、タレント活動もされている方で、
私も20年くらいに前に良くモニター越しに見ていたような方です。
現在はラジオとかに出ている感じです。

まさか20年後にビジネスミーティングをすることになるとは。
大学時代の私に教えてやりたいですw

秋葉原でやったので、その後は一駅隣へ。
いつもお世話になっている楽器屋さんへ行ったところ、
そこの店長さんが「今この店、店長不在なんだよ」と言うではありませんか。

ついに恐れていたときが来てしまいました。
その店長さん、お客さん第一主義で、
出世を断るという猛者なのですが、
とうとう断り切れなくなったようです。

開発セクションの上の方に行ってしまうそうで、
会える回数が減ってしまいそうです。

ここにいるMくんと共に、
目茶苦茶信頼している人なので、残念です。

そんな一日でしたが、土曜日は土曜日ですので、
例のアレ、やります。

今日はFar East Electric の『Krishna Lenny』をレビューします。

Far East Electric とは?

すでに消滅しているブランドです。

以前にHonda Sound Worksのレビューをしたことがありますが、
HSW自体は一度2006年に幕を下ろしているんです。

その後、しばらくして本多さんが活動を再開するのですが、
そのときのブランドが『Far East Electric』です。

渋谷の怪しげな地下室で活動再開されたのですが、
直ぐに浦安のご実家へ移ってしまい、
さらに2年程度で御宿に引っ越したタイミングで、
Far East Electricも消滅しました。

ちなみに、御宿に戻ってからは何か違う名前を経て、
もう一度HSWとして活動されていました。

その後の騒動は以前書いたとおりです。
改めて書いておきますが、私は被害には遭っていません。
そして、HSW製品及びFEE製品を愛しています。

本多さんご自身はアレですが、作るエフェクターは抜群です。

Krishna Lennyレビュー

『Krishna Lenny』の話をする前に、
『Lenny』について少し触れておきます。

HSWは以前にレビューした『FUJIYAMA DRIVE』の他に、
『FAB DRIVE』という、いわゆるTS系のオーバードライブを製作しています。

これも巷の評判が良い製品ですが、
このFAB DRIVEのスペシャル限定版として『Lenny』というものが存在します。
Stevie Ray Vaughanの名曲『Lenny』にちなんで名づけられています。
つまりはStevie Ray Vaughanを意識した音にしているということですね。

クリーミーで、ミッドハイが伸びやかな歪み方をします。
SVRサウンドかというと、そこは?ですが。

このLennyですが、本多さんが迷走しているので、
結構な回数製作されています。

しかし、私の中では、初回の『青Lenny』、HSW解散前の『Shell Lenny』、
そして今回レビューする『Krishna Lenny』の3種類だけを認めています。
正直、これ以降は別物です。

私がHSWと出会ったのが、解散する少し前でしたので、
『青』は入手したことがありません。

しかし、冒頭に出てきた店長さんが『青』を持っていて、
「間違いない奴だから買っておけ」というので、
『Shell』を購入しました。

案の定、ドはまりしましたw
JanRay買うまではずっとメインドライブでしたし、
JanRay買ってからも、その時の気分で使い分けてました。

その後、FEEになってから、
本多さんが『理想のケース』とまで言う『Krishnaケース』で
Lennyを作るというじゃないですか!

これは買うしかないということで、
買ったのが『Krishna Lenny』というわけです。

本気で『Shell』と比較しましたが、
基本的には同じ音がします。

『Krishna』の方が、やや低音が出てるかな?くらいの差です。
これがケースの差なのでしょう。

編集後記

ということでFar East Electric 『Krishna Lenny』レビューでした。

ちなみに、『Shell』は仲良くしている楽器屋の店員が
どうしても譲ってくれというので、そいつに譲りました。
『Krishna』あるし。

そのときにもう一つ譲ったのがあるのですが、
それはまた別の機会に紹介します。

おそらく、市場に出ることはないと思います。
本多さん曰く、六台くらいしか作っていないということなので。

万が一見かけたときは、値段見ずにゲット推奨です。