江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
今日は昨日やってしまった腰の治療に行ってきました。
友人が浅草橋で鍼灸師をやっているのですが、
たどり着くまで通常の1.5倍くらいの時間がかかりましたw
しっかりコースで治療して貰ったので、
帰りはスタスタです。
本当は昨日の段階で行きたかったのですが、
予約が入っていたので、今日になってしまいました。
そこで思ったのが『鉄は熱いうちに打ては本当だった』ということです。
何事もそうなのですが、早くやった方が良い結果になることが多いです。
むしろ放置していると取り返しが付かない事態に・・・
なんてことも良くある話ですね。
本当に昨日楽になりたかったw
さて、今日は経理の勘所として『こんなこと放置してない?決算でつらいぜ。』
というテーマで徒然なるままに書いておきます。
仮払金の内容分かってる?
キングオブ『真っ先に潰せ』ですね。
理由が不明、解消時期が不明のまま2ヶ月以上放置している仮払金はありませんか?
支払ったときに内容が不明なモノをとりあえず仮払金にしておき、
次回確認するつもりが、つい聞くのを忘れてしまう・・・
良くあります。
直ぐに確認すれば、「ああ、それはね・・・」となるのに、
2ヶ月も放置されてしまうと、記憶が曖昧になって結局闇の中になってしまいます。
決算で消し込む必要があるので、どうにかしなければなりません。
役員借入金があればいいですね。
無かったらどうします?雑損?
調査来ないと良いですね。
立替金の内容分かってる?
仮払金が貸借対照表に載っているとあまりよろしくありませんが、
立替金であれば、そんなにおかしくありません。
ということで油断して、消し込み忘れるケースが多いです。
立替時に必ず、①誰に対するモノか②いつ返済されるかは確認するようにしましょう。
振込手数料はどっち負担?
売掛金や買掛金を精算する場合に、
振込手数料をどちらが負担するかということに注意しなければなりません。
毎月ちゃんと消し込みしていれば気づくはずなのですが、
微妙に756円とか432円とか残っているケースをよく見かけます。
気付け!どう見ても振込手数料だろ!と言いたくなります。
最悪なのが、決算をまたいでいるケースです。
あるの?と思いましたね?
実際あります。前の税理士は一体何をチェックしたのでしょうか?
まぁ、世の中には適当な税理士も多いということで。
ちなみに、そんなときには過年度修正をすることなく、今年でコソッと直します。
調査でバレても問題ありません。
それは『少額不追求』という考えがあるからです。
手数料ですから、精々1,000円程度ですよね?
コレに対する法人税は約30円です。
税金の納付時は100円未満を切り捨てるというルールになっていますので、
『修正させても意味が無いモノ』ということになります。
預り金の内容分かってる?
源泉所得税、住民税、社会保険料などが預り金となりますが、
ちゃんと分けて管理できていますか?
特に源泉所得税は、年末調整をすると残高がマイナスになりやすいので
残高の把握は必須です。
私はマイナスのまま走らせるタイプですが、
決算を迎えたときは未収入金に振替えます。
そうしないと預り金の残高がおかしな事になってしまうからです。
編集後記
ということで『こんなこと放置してない?決算でつらいぜ。』でした。
要は、分からないことは直ぐに確認!ということですね。
後になればなるほど、原因解明に時間が掛ります。
分からないで終わるケースも結構あります。
分からないで適当に処理された決算を直すのは結構大変です。
どこかで必ずしわ寄せが来ます。
心当たりがある方は、コミュニケーションが圧倒的に不足しています。
ビシッと合わせてスキッとしましょう!