2020年1月3日(金)
こんにちは!江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
昨日は夕方に息子の幼稚園のお友達が遊びに来たので、
パパ活ですw
二人つれて外で走り回りました。
氷鬼って知ってます?
延々とやらされましたよw
走ると言えば、箱根駅伝ですね。
我が母校明治大学も無事シード圏内に入ったので一安心です。
それにしても、今回は新記録続出でしたね。
その陰にはナイキのランニングシューズがあるみたいですね。
出場選手の半数程度がナイキだったらしいです。
技術進歩を感じますね。
水着のレーザーレーサーを思い出します。
と言うことで今日は、
会計的な技術進歩である『クラウド会計』について、
何が出来るのかということをまとめてみます。
クラウド会計に出来ること
昨年にはFreeeが上場したり、何かと話題のクラウド会計ですが、
結局何ができるのかよくわからず、
導入をためらっているケースがよくあります。
クラウド会計で何ができるのかという話ですが、
大きく分けて2つあります。
①銀行口座やカード明細などの自動取り込み
②AIによる自動仕分けの学習
1つずつ見ていきましょう。
①銀行口座やカード明細などの自動取り込み
これが一押しポイントとなっています。
銀行口座であれば、一度連携の設定をしてしまえば、
あとは自動的に入出金明細を取り込んでくれます。
つまり、通帳の入力が不要になるのです。
入力あるあるなのですが、96円と69円を打ち間違えて残高が合わない
みたいなことがなくなりますので、結構な効率化が図れます。
カード明細についても同じです。
カードをきった日に同期がかかりますので、
明細をみて入力しなくてよくなります。
やっていればわかるのですが、これ結構デカいです。
②AIによる自動仕分けの学習
ここを勘違いしているケースがよくあるのですが、
①=入力完了ではありません。
①の段階では生データを取ってきただけに過ぎません。
それをどう料理するかは、自分次第なのです。
とはいえ、毎回毎回手間がかかるわけでもありません。
AIが学習してくれるのです。
どういうことかというと、
『A社』から『入金』があったとします。
①の段階では、何の入金なのかは確定していないので、
自分で『売掛金の入金』というように修正する必要があります。
AIがこの設定を記憶してくれますので、
次月以降『A社』から『入金』があった場合は、
こちらで修正しなくても『売掛金の入金』として処理してくれるのです。
このように『自社のルール』をAIに学習させていけば、
数か月後にはほぼ修正が必要ないくらいの精度で
AIが仕訳をしてくれるようになります。
こちら側はそれをチェックして、
承認すれば良いだけということになります。
このように、今までは紙の資料を見てチマチマ手入力していたのもが、
自動的にデータになってくれるというのが最大のメリットと言えるでしょう。
私がクラウド会計を導入しない理由
タイトル通りですが、私はクラウド会計を導入していません。
前の事務所で使っていましたが、
独立に際して選びませんでした。
理由はいくつかありますが、
『別にクラウドじゃなくてもいい』と思っています。
例えば①の自動取り込みですが、
データさえ貰えれば、Excelでできます。
②についてもExcelで十分に対応可能です。
重要なのは『如何にしてデータで貰うか』ということです。
データでさえ貰ってしまえば何とでもなりますので。
まだまだ認知度が低いですが、
ネットバンクやカード明細は、
csv形式(簡易Excelだと思ってください)でデータを吐き出せます。
私もお客さんに対して事あるごとに
「csvでデータ吐いてください」と言い続けていますが、
完全にデータ化できているお客さんはいません。
ネットバンク使っていない口座があったりしますので。
この辺を解決できない限り、
クラウド会計を入れても無駄になってしまいますので、
『データで貰う』→『完全データ化』→規模拡大→『クラウド会計』
の順になるでしょう。
クラウド会計がもっとストレスなく動作するようになったら
話は変わってきますがw
編集後記
ということで『箱根駅伝見て技術進歩に思いを馳せた話』でした。
ナイキのシューズは素人向けではないようなので、
効果を実感できないのが残念ですが、
レーザーレーサーのときも別に買ってないので、
諦めますw