電源ケーブルで音が変わる?オヤイデ電気の自作講習会に行ってきた話

ギターの話
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江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

今日は土曜日なので、エフェクターレビューの日なのですが、
ちょっと番外編で、電源ケーブルの話をしたいと思います。

いわゆる普通の電源ケーブルを想像していると、
度肝を抜かれると思います。

写真だとわかりにくいと思いますが、
実物見たら絶対「太っ!」って言いますよw

オヤイデ電気の自作講習会とは

オヤイデ電気とは、秋葉原のガード下に路面店を構える
日本屈指のケーブル屋さんです。

こたつの電源ケーブルや楽器用のシールドケーブルなど、
電線なら何でもそろいます。

どちらかというとオーディオマニアの間で有名だと思います。

もう退職してしまったのですが、オーディオみじんこ荒川さんという
オーディオマニア界隈での有名人が働いていたのがここです。

そんなオヤイデ電気ですが、完成品だけではなくパーツも販売しています。
既製品にはない組み合わせで色々なモノが自作できるので、
マニアが沼にはまりますw

そんなオヤイデ電気が毎年3月くらいにやっているのが、
私が今日参加してきた自作講習会です。

『自作してみたいけど、出来るか不安』という層を
沼に引きずり込むための企画ですね。

基本的にはさみとドライバーだけで作れる電源周りのモノを作ります。
電源ケーブルとか、電源タップとか。

入り口の企画だけに、格安です。
パーツ代だけでも元が取れるのに、
スタッフのサポート付きという、夢のような企画です。

私はこの講習会の存在を知ってから毎年参加しています。
部屋にある作品を確認したところ、今回で6回目でした。

電源ケーブルの作り方

真ん中の紫色のヤツがケーブル本体で、
その内側にある白いヤツがプラグです。

作業としては

こんな感じで2段階の皮膜を剥いて、

こんな感じでプラグに挿します。

コレを両方やれば

はいできあがり。

はさみとドライバーだけで簡単に作れます。

講習会自体は2時間枠になっているのですが、
正味1時間かからないくらいで完成します。

出来ないところはスタッフがサポートしてくれますので、
40人ほどの参加者で終わらなかった人は0人です。

また、導通チェックもしてくれるので、
安全確認もバッチリです。

電源ケーブルで音は変わるの?

気になりますよね。

私は『変わる』と認識していますが、
オーディオマニア御用達の時点で察してくださいw

電線で何が変わるのかというと、電気の通りやすさです。
その辺の電源ケーブルよりも、電気が通りやすいケーブルを作ったと考えてください。

ロスが少なくなるので、
何となく良さそうな気がするでしょ?

ブラインドテストでどれがどれかは当てられないと思いますが、
聞き比べると、違いが分かります。

編集後記

ということで『電源ケーブルで音が変わる?オヤイデ電気の自作講習会に行ってきた話』でした。

イヤホンとかでもこの手の話出てきますよね。
あれも、100均のイヤホンと1万円くらいのイヤホンで聞き比べて欲しいです。
絶対分かりますから。

それと同じ事だと思っています。

でも、私は音が変わると認識していますが、
プラシーボもあると思いますw

電源じゃ音に影響ないという方もいますので。

良いんです。趣味ですから。

だって、エレキギターの信号は電気なんだから、
電源を良くした方が良い音しそうじゃないですか?