ピッキングあれこれ考察

ギターの話
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江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

今日は息子の幼稚園がキリスト教なので、
日曜礼拝に行ってきました。

私自身は無宗教なので、良いのかなと思いつつの参加です。
結局息子がギャン泣きしたので、2人で廊下にいましたがw

廊下から見てましたが、幼稚園児向けなので、
相当デフォルメされていましたね。

ちなみに息子は、終わった後に先生から飴を貰ってご機嫌で帰りました。

さて今日は、昨日宣言した通り
ピックの入れ方などあれこれ考察したいと思います。

(ギターケースの中に入っていたピックです。現在は一番手前の水色を使っています。)

ピックの持ち方

最初に言っておくと、正しい持ち方は存在しません。
皆さんが一番しっくりくる位置が正解です。

もう一つ言っておくと、ピックの形も色々あるのですが、
私はティアドロップ型を愛用していますので、
おにぎり型愛好家の方はすみませんw

前置きが長くなりました。
今日は参考までに写真撮りましたが、私はコレが一番しっくりくるというだけです。

人差し指の曲げ具合に個性が出ます。
私はそんなに曲げないタイプです。

私の場合は、ピックの先端が指先と同じ方向を向きます。
置く位置は指の側方で、爪を12時、腹を6時とした場合、
4時~5時に置く感じです。

ピックの先端をどれだけ出すかも人によって違います。
写真は分かりやすく出していますが、本来はもう少し深く持ちます。
3本白いラインが見えると思いますが、真ん中のラインくらいまで握る感じです。

また、ピックを挟む力加減ですが、
理想は『自分の弾きたい強さでピックを当てたときにズレないだけの必要最小限』
ということになると思います。

力を入れすぎるとスピードに影響が出ますし、
逆に弱すぎて、弾いたときにズレてしまっては演奏になりません。

コレばかりは感覚に頼ることになりますので、
まずは力を強めに(と言ってもギュウギュウに握るのではない)しておいて、
徐々に脱力していく方向で練習すると良いでしょう。

ピックを弦に当てる角度

文章で説明するのが難しいのですが、
ピックを弦に当てる角度も重要な要素です。
興味があれば、『ピック アングル』でググってください。

わかりにくい写真ですみません。
私は弦とピックを水平にして当てるということをテーマにしています。

それが一番ピックに仕事をさせているような気がするのでw

ピックを入れるときの角度

上の話と何が違うのかというと、上はピックをどう当てるかで、
これは、弦の振動方向の話です。

とりあえず写真見てください。

分かりますか?
ピックは弦と水平に当てているのですが、弦をはじく方向が

このようにボディに対して水平ではないという意味での角度の話です。

何故このようなピックの入れ方をするのかというと、
エレキギターはこっちの方が良い音がするからです。

実は、エレキギターは垂直方向に弦を振動させるのが理想的だったりします。
しかし、実際に演奏していくうえで、垂直方向に振動させるのは不可能なので、
少しでもそれに近づけるためにこんな形になりました。

ですので、『当てるのは水平だけど、入れるのは斜め』という
わかりにくい表現になってしまいます。

ピックを入れるときのスピード

コレも最初は意識する必要は無いのですが、
ピッキングスピードは速ければ速いほど良いです。

弦を振動させることで音が出ますので、
弦に触っている時間が短い方が良いに決まっています。

『必要な運動エネルギーを最速でたたき込む』というのが目標です。

そこで重要なのが、手首のスナップです。
スナップを効かせたキレのあるピッキングを目指しましょう。

編集後記

ということで『ピッキングあれこれ考察』でした。

最初は持ち方から研究してみてください。

次に当てる角度ですね。

入れる角度は、人体の構造上ある程度そうなりますので、
意識しなくても大丈夫です。

実はピックの素材や形でも音が変わるので、
色々試してみると発見があるかもしれませんが、
沼にはまらないようにご注意くださいw