私が思う正しいピッキング位置の話。

ギターの話
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江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

今日は午前中に代々木に行った後、
渋谷でスーツを作りに行ってきました。

今月の頭に作ったところよりも、ちょっとお高め。
そのせいか、採寸箇所が倍くらいありました。

採寸中に判明したのですが、
私、なんと右手が少し曲がってるようです。

普通の人は利き手側が少し長くなるようなのですが、
曲がっているせいで右手が短かかったのです。

「利き手はどちらですか?」
「右手です」

という流れで左手→右手の順で採寸したのですが、
右手を測った後に首を傾げて、もう一度左手を測りだしました。

改めて左右を測り「やっぱり合ってるよな?」と言いながら、
「中村さん。事故とか経験あります?右手が少し曲がってるようなのですが。」
と聞かれました。

言われて意識してみると、確かに右肘が少し曲がっています。
力を抜いて両手をだらーんとすると、右手だけ少し内側に入ります。
力を入れれば伸びるのですが、左手は力を抜いても真っ直ぐですので、
何らかの事象が起こっているのは間違いありません。

事故などで関節が固まってしまった方などに多いそうですが、
幸いなことに、事故にあった経験はありません。

何でだろうと、少し大げさに右肘を曲げたときに気づきました。

『あっ、これギターのせいだ!』

そうです。ギターを弾くときの右手の形になったのです。
無意識のうちにこの形で固まっているのがデフォルトになってしまったようです。

まさかこんな事が起きているとは・・・
人間の体って面白いですね。

ギターを構えると、自然と良い位置に右手が納まりますw

さて、そんなこんなで今日はギター憧れ中年に向けて、
右手の収まりの話『私が思う正しいピッキング位置』をお送りします。

(渋谷の桜丘にて。結構咲いていました。)

ピッキングの位置で音変わります

今日は右手の話です。
皆さん、ギター弾くときに、弦の何処を弾くか考えたことありますか?

まだ無い?
それとも何処でも同じだと思っている?

もったいない!結構音変わります!
お手軽に試せて、検証する価値のあるモノですので、是非検証しましょう!

簡単に言うと、ネック側で弾けば『太くて甘い音』がします。
そして、ブリッジ側に行けば行くほど『煌びやかで堅い音』がします。
(いつか機会があれば書きますが、ピックアップでも同じ事が起こります。)

ですので、甘い音が好きな方は、フロントピックアップにして、
その上を弾くようにすると、甘くなります。

逆に、堅い音が好きな方は、リアピックアップにして、
ブリッジ側で弾けば、堅くなります。

勘の良い方は気づいたと思いますが、
『正しいピッキング位置』なんてモノは存在しません。

好みとやりたい音楽に求められる音があるだけです。

私は甘い音が好きなので、常時フロントピックアップにして、
その上を弾いています。

ピッキングについて検証すべき事

今日は『弦の何処を弾くか』という検証をしました。

上記の通り、フロント側が甘く、ブリッジ側が堅いです。

実はこの他にも、右手で検証すべきことが山ほどあります。

『ピックの持ち方』
『中指から小指までを握るか開くか』
『ピックを入れる角度』
『ピックを入れる深さ』
『ピックを入れるスピード』
『ピックの振り幅』
などです。

全部見ていると日が暮れますので、別の機会にしますが、
私は常にコレを意識しているわけではありません。

意識して変えながら弾いてみて、
一番しっくりきたモノを無意識で出来るように練習しました。

ここまでは現時点では考えなくても良いと思いますが、
結局は慣れですので、沢山ギター弾きましょう!

編集後記

ということで『私が思う正しいピッキング位置の話』でした。

今日の話は地味です。
正直、アンプの設定を弄った方が劇的に音が変わります。

しかし、慣れてくると右手で音をコントロール出来るようになります。
『基本甘い設定なんだけど、その中での堅い音』みたいな。

出来たら艶でますよ。
分かるのは弾いてる自分だけでしょうがw

良いんです。趣味ですから。

最後に私の師匠の言葉をお送りします。

『仕事とは、最小の投資で、最大の利益を得ることだ。
趣味とは、最小のこだわりに、最大の浪費をすることだ。』

私の人生訓にもなっています。
皆さんもこの言葉を胸に、最大の浪費をしていきましょうw