2019年11月10日(日)
こんにちは!江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
今日は日曜日ですが、 セミナーのため神田まで出かけました。
9月にもやったのですが、
『初めて会社を作ったら』というテーマです。
本当は前回参加された方向けに、
次のステップの話をと思っていたのですが、
新規の参加者がいたのと、呼んでくれた方曰く、
「ほとんど忘れてるから、復習がてら前回の内容をやってくれ」
とのことでしたので、不要なところだけ削って同じ内容を話しました。
前回しゃべりすぎた反省から、
何でも聞いてくださいという参加型にして、
ざっくばらんに進めました。
案の定しゃべり過ぎたので、
最後が駆け足になったのはご愛嬌ですw
違いますよ?皆さんの質問が多かったので、
それに答えていたら時間がかかっただけですからw
何事もイレギュラーは起こるということですね。
周りの方同士で教えあう姿も見られたので、
前回の効果を少しだけ実感できたりもしましたw
さて今日は『税理士受験のすゝめ』として、
人に教えることの重要性についてお話します。
人に教えるということ
何かを人に教えるためには、
自分がその教える内容を完璧に理解している必要があります。
例えば簿記であれば、 問題が解ければ人に教えられるかというと、
そうではありません。
『何故この解き方で問題が解けるのか』 というところまで理解していないと
中々人に教えるということはできません。
解答テクニックは教えられますが、
相手に理解させることはできないでしょう。
俗に、人に教えるためには、
教える内容の3倍の知識が必要と言われています。
それはまさに、ちゃんと理解していないと
教えられないということなのです。
逆に言うと、相手に理解させられるほどに自分か理解している項目は
絶対に忘れないので、必ず得点源となってくれるでしょう。
ということは『人に教える=合格への近道』
と言えるのではないでしょうか?
人に教えるためのトレーニング
いきなり『人に教える=合格への近道』とか言われても・・・
という感じと思います。
そりゃそうですね。
誰に教えるればいいのか分からないですもんねw
でも大丈夫です。
別に人に教える必要はありません。
もちろん、ご家族や友人が付き合ってくれるなら、
それがベストであることは間違いありません。
しかし、そんな暇じゃないですよねw
では、どうするのかというと、『自分一人で完結する』です。
『人に教えるためにはどう説明すればよいか』 ということを考え、
実際に講義をするつもりでしゃべってみるのです。
※自宅でやりましょうw
シャドーボクシングと一緒です。
これですんなり説明できる項目は既に皆さんの得点源になっていますので、
これ以上何かする必要はありません。
今後の定例テストを通じて適度に復習できますので、
それで十分でしょう。
逆にすんなり説明できなかった項目は、
自分自身しっかり理解できていない項目です。
今は問題も解けているかもしれませんが、
今後どんどん新しい知識が増えてくると忘れてしまう可能性があります。
コレをすんなり説明できるレベルに持って行けば最高ということですね。
編集後記
ということで『人に教えることが最高の勉強法?』でした。
プレゼン能力も高まりますので、
将来の面接や実際に社長と会って話をするときに役立つこと間違いなしです。
私のプレゼンスキルは大原時代に磨かれましたので。
ポイントは『実際に喋ってみる』につきます。
頭の中だけでこうやろうと考えていただけでは、
絶対に身につきません。
喋ってなんぼの世界です。
結構面白いと思った方は、大原で講師やってみませんか?
違った風景が見られると思いますよ。