江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
独立に際して「ペーパーレスを目指そう」と心に決めています。
基本的に記帳代行を受けるつもりはないのですが、
どうしてもやらざるを得ない部分が出てきてしまいます。
そうなると、領収書の山と格闘することになるのですが、
最近はスキャナ読み込みの制度も上がってきており、
十分実用に耐えうるのではないかと思ったお話です。
scansnap ix100を買ってみた
上の写真がそうなのですが、scansnap ix100というスキャナを買いました。
巷では有名なハンディタイプのスキャナですね。
ティッシュと比べてもこの程度のサイズですので、
鞄にもスッポリ収まってくれます。
重さは400g程ですので、ちょっとしたペットボトルくらいでしょうか。
十分持ち運びサイズといって良いでしょう。
手前のフラップを開け、レシートをこのようにセットします。
フラップを開けたら電源が入りますので、
後は右側のボタンを押すだけです。
読み込めました。
結構早いです。
小さくて申し訳ありませんが、実際に読み込んだモノです。
読み込んだらPDFにしてくれます。
解像度も文句なく、しっかりと内容を確認することが可能です。
ハンディタイプということでなめていたのですが、
技術の進歩に驚かされました。
スキャンしたらできること
これで何が可能になるかというと、客先でスキャンしてしまえば、
領収書を持ち歩かなくて済むということです。
量が多いと大変ですが、雑談している間にかなりの枚数が読み込めますので、
結構行けるんじゃないかと思っています。
お客様に自分でスキャンして頂き、こちらにデータを送って貰えるのが理想です。
完璧にこっちの都合ですけどw
こっちの都合ついでになりますが、
スキャンデータを自動で仕訳データにしてくれるサービスもありますので、
その辺りを有効活用するためにも、今後スキャナは必須になっていくでしょう。
とは言え、何もこっち側に都合の良い事ばかりではありません。
お客様サイドにも、データ化のメリットはあります。
一番大きいのは、税理士報酬を下げられる可能性があるということです。
レシートの入力を丸投げしていると、入力料金を取られます。
これには入力及び書類整理代が含まれていると思えば良いでしょう。
一から手入力していきますので、マンパワー的なモノがかかっているのです。
これをデータで渡すと入力の手間が減らせる可能性が高く、
結果として入力料金を下げろという交渉がやりやすくなるのです。
実際に私は、データで貰える場合とそうでない場合で、
料金に差を設けています。
そんな料金体系の税理士は結構多いですので、
税理士報酬が高いと感じている場合には検討してみても良いでしょう。
編集後記
ということで、スキャナを買ってできることのお話でした。
昨今、AIの進歩が凄いといわれています。
まだまだ生活の中に根付くまでは時間がかかりそうですが、
実は、記帳代行の分野では『AIによる自動仕訳』を謳っているサービスが増えてきています。
上でも書きましたが、様々なサービスが出てきていますので、
有料・無料問わず、色々と試していきたいと思っています。
ある程度分かってきたらブログにも書きたいと思います。