こんにちは!江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
今日から息子の幼稚園の2学期が始まりました。
久しぶりの幼稚園なので、
テンションだだ下がりの息子を宥めつつお見送りです。
昨日宿題を無理矢理終わらせたせいでしょうかw
私がちゃんと見ていなかったせいもあるのですが、
ご利用は計画的に!ってヤツでしたw
今後はちゃんとやります(決意表明)。
さて今日は、ちょっと嬉しい事がありました。
先日とある方からご紹介頂いた案件があったのですが、
そこでセミナーを開催することが決まりました。
先方のクライアント向けなので、
完全にクローズドのセミナーですが、
新しく法人を設立した方に向けたセミナーとなります。
ということで、今日はそこで話す内容をまとめておきたいと思います。
法人を設立したらこの届出を出せ
法人を設立したら、税務署へ下記の4つを提出しましょう。
◇ 法人設立届出
◇ 青色申告承認申請書
◇ 給与支払事務所の開設届出書
◇ 源泉所得税の納期の特例の承認申請書
詳細は解説しませんが、
法人作った人が出すべき基本セットだと思って頂ければ。
一点だけ注意するなら、
青色申告承認申請書だけは期限がありますので、
早めに出すようにしましょう。
設立から3ヶ月以内か設立後最初の決算までの
どちらか早い日の前日までです。
コレを逃すと、税務上の各種特典が受けられなくなりますので、
青色だけは絶対に忘れないようにしたいです。
正直な話、その他については期限ないので、
適当な時期に出しておけばOKですw
とはいえ、どうせ青色を出すなら、
同時に4つ出しましょうって話です。
帳簿の付け方
レシートや領収書をどうやって帳簿に入力するのか
ということが分からないと思いますので、
簡単にお話します。
必要な情報は下記の3つです。
◇ 日付
◇ 金額
◇ 摘要
日付と金額は問題無いと思いますが、
摘要って何だ?と思いますよね。
摘要とは、お店の名前や誰と行った、何を買ったというデータです。
例えばこちらをご覧ください。
タクシー代ですね。
この場合、『日本交通 ○○~△△へ A社訪問のため』
と書くのが最も丁寧です。
しかし、ここまで丁寧に記載している方は少ないでしょうし、
税務署もそこまで求めていません。
入力上は『タクシー代』としておけばOKです。
データとしては詳細を入力しておいた方が
後々整理し易かったりしますので、
何処まで分析したいかによって、
入力レベルを決めれば良いでしょう。
続いてこちらです。
飲食代金ですが、コレは『何人で行ったのか』を書いておく必要があります。
なぜなら、@5,000円までは『会議費』とし、
それ以上であれば『交際費』としなければならないからです。
従って、摘要は『ステーキくに 3名 A、B、C』と記入するのが良いでしょう。
もっとも、作りたての中小企業であれば、
交際費一本でも問題ありません。
将来的に資本金が1億円を越えるような事があったら、
その際に改めて考えれば良いでしょう。
この『会議費』や『交際費』のように、
端的に何に使ったのかを示すモノを『勘定科目』といいますが、
コレは代表的なモノを抑えておけば良いでしょう。
仕入・・・売上にかかる仕入れ
飲食費・・・会議費or交際費(5,000円基準で判断)
旅費交通費・・・タクシー代、電車代
租税公課・・・印紙代、各種税金
水道光熱費・・・電気代、ガス代、水道代
支払手数料・・・振込手数料、サービスの対価
編集後記
ということで『『初めて法人を作ったら』というセミナーをやる話』でした。
他にも最適な給与の金額や、税務署との付き合い方、
個人と法人のバランスなどの話もするつもりです。
ここには書けないような裏話もしたいと思いますw
60分しかないので、何処まで出来るか分かりませんが、
楽しんでやりたいと思います!