江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
昨日はとある送別会的な飲み会でした。
職業柄、私が会計を押しつけられますので、
お金を集めて精算しますが、きりの良い金額になるわけもなく。
ちょっと多めに回収して、余った分はいなくなってしまうメンバーにプレゼントしました。
そんなに長い付き合いではないのですが、
私の癒やし系キャラだったので、ちょっと寂しいです。
O久保さん、復帰待ってます!
さておき、このような飲み会の場で気になるのが
『割り勘したときの経費はいくら?』ではないでしょうか?
実はコレには何パターンか考えられますので、
今日はその辺の経理の勘所、いってみましょう。
領収書を分ける
正解はコレです。
自分が支払った分だけが経費となりますので、領収書を割って貰いましょう。
会計の際『領収書分けて』といえば対応してくれるお店がほとんどです。
例えば5人で30,000円だった場合は、領収書を6,000円×5枚にして貰うということです。
こうすれば、参加者全員が自分の負担分を経費にすることができますね。
もう一度言いますが、正解はコレです。
しかし、人数によっては迷惑になる場合もありますので、
空気を読みたいところです。
ちなみに今日は15人でしたので、領収書は分けませんでした。
その場合どうなるのかというのが次のテーマです。
領収書を分けなかった
この場合は、幹事が総額の領収書を持つことになります。
参加者には領収書がないので、経費に出来ないのでしょうか?
大丈夫です。
下記のいずれかの方法で経費計上することが出来ます。
◇ 幹事に領収書を出して貰う
セミナーに参加した場合など、このタイプが多いですね。
お金の流れとしては参加者→主催者→飲食店となるケースで、
参加者は主催者の領収書を持ち、
主催者は飲食店の領収書と参加者からの入金を持っているということです。
◇ 自分で出勤伝票を付ける
お店の領収書もない、幹事も領収書無いなんて場合には、
自分で出金伝票を付けておいてください。
ときどき幹事だけが全額経費計上しているケースを見かけますが、
本来的にはOUTです!
上記のいずれかの方法で経費化してください。
ポイントは『自分が払った分だけ』です。
編集後記
ということで『飲み会の領収書の行方で経費って変わるの?』でした。
結論としては、変わりません。
自分の負担分だけが経費になります。
領収書がないと経費計上できないと思い込まず、
きちんと経理処理しておきましょう。
逆に、領収書があるからと行って全額経費に入れるのは
経理上問題がありますので、止めましょう。
まぁ、バレようが無いと思いますがw