後の自分が楽をするために、今何処まで苦労しても良いか?

日想
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2019年11月19日(火)

こんにちは!江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

今日は一日事務所に籠ってました。
本当のことを言うと昨日と一昨日も深夜まで籠ってました。

今日はその辺反省しながら振り返りたいと思います。

何をしていたか

以前ブログにも書いたと思いますが、
飲食店のオーナーをやっている友人の経理データをexcelで貰っています。

それをまとめるためのExcelと、
弥生会計にインポートするためのExcelを作っているのですが、
貰うデータ形式が変わったためです。

POSレジからデータを吐き出せるのですが、
吐き出す形式がコロコロ変わります。
この2年で2回変わりました。

今までは微調整で済んでいたのですが、
今回新たに改定が入って、今まで使っていたexcelが
使い物にならなくなってしまいました。

一から組み直しです。

それなりに時間をかけて組み直しましたが、
それも束の間、今度は消費税対応でもう一度改定が入り、
またしても組み直すことに・・・

これまたしっかり時間をかけて組みましたので、
本当にこれで金とっても良いんじゃなかろうか?というレベルですw

おかげてこの友人の会社の入力は爆速で終わります。
最初にしっかりと準備すれば、後が楽になる典型です。
データで貰っていればこそですね。

どのくらいの効果が出るのか

今回、1から組み直しましたので、
私のExcelスキルでは何だかんだ丸1日かかりました。

8時間くらいの投資ですね。

これだけかけてExcelを組む必要があったのかというと、
かなりあります。

Excelを組んだことで、友人の会社の入力作業は1時間もあれば終わります。

手入力だとミスが出ますので、
チェックと修正のための時間が掛りますが、
作成時にしっかりテストしてチェックしていますので、
データ形式が変わらない限り入力ミスがありません。

Excelが無ければ4時間はかかる計算ですので、
今回8時間かけてExcelを組んでも、3ヶ月でペイできる計算です。

何処までを許容範囲とするか?

友人の会社は引き継ぎの都合上私が入力していますので、
本気で楽をするために結構頑張りましたw

最初は苦労するが、一度作ってしまえば後は楽になるという、
私が提案する経理の効率化の典型ですね。

今回は3ヶ月でペイでき、それ以降は一方的に時短出来るという
高パフォーマンスの作業となりました。

基本的に私の仕事は長期契約になりますので、
半年程度で元が取れればGoだと思っています。

コレが10時間かけて作って、1時間しか短縮できないとかであれば、
何か他の事をやった方が良いでしょうね。

経費精算を私が作ったフォーマットに変えて貰うだけで
入力の手間はかなり改善しますので、
それを導入することから始めましょうw

編集後記

ということで『後の自分が楽をするために、今何処まで苦労しても良いか?』でした。

私は後が楽になるならやる派です。
特に汎用性が高いモノであれば、他のお客さんでも使えますので、
より効率が上がりますね。

しかし、時期的な問題はあると思います。
例えば2~3月に言われたとしても、
「無理!4月以降にしてくれ!」と言う事でしょうw

余裕があるときにじっくり時間をかけて取り組みたいモノです。