体験Sugi guitarsしてきた話

ギターの話
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こんにちは!江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

今日はクロサワ楽器のイベントに遊びに行きました。
もちろん妻と子供を置いて1人でw

別に楽器が欲しいわけではなく、
前々からやりたかったワークショップがあったので、
いそいそと出かけました。

今日はそのワークショップの話でもしようかと思います。

体験Sugi guitars

Sugi guitarsという工房が長野にあります。

私のイメージでは、ここ10年くらいで急に伸びてきた国産メーカーで、
変な木を使ってギターを作るところです(失礼w)。
もちろん普通の木でも作っています。

変な木は、木フェチ垂涎の見た目をしていますw
Buckeyeとかヤバいですよ。
あの「大丈夫なのこれ?」という感じが最高ですw

残念ながら、私が通っているお店では取扱いがないので、
本格的に触ったことはないのですが、
軽く触った限りでは、丁寧な作り込みのギターだという印象です。

そんなSugi guitarsですが、
4-5年前にも今回のワークショップを別のイベントでやっています。

場所が遠かったので、SNSで見ただけだったのですが、
滅茶苦茶行きたい!こっちでやらないかな?
と悶々としていましたw

それが今回やると言うことで、
速攻で申し込みました。

何をやるかというと、木製のキーホルダー作りです。
キーホルダーをヤスリがけして、磨いて、ワックス塗ってという感じです。

実際にSugi guitarsさんで使っている木材、ヤスリ、ワックスなどを用いて
作成していきます。

行程①120番でヤスる

 

Sugi guitarsと言えばこのコウモリのインレイでお馴染みです。
このコウモリも手彫りだそうです。

コウモリのインレイに貼ってあるのはアヴァロン貝で、
コレを接着剤で固めた状態からのスタートです。

まずは120番のヤスリで削っていきます。
120番というのは目の粗さで、結構粗めです。

こんな感じになります。

120番だと結構粗いので、ヤスリ跡が目立ちますね。
コレを徐々に細かくして行きます。

行程②~④150番、240番、400番でヤスる

余りにも集中しすぎて、写真取り忘れましたが、
小一時間ほどかけて4種類の番手のヤスリをかけます。

実際にSugi guitarsでは400番までかけているそうです。

実は釣りで使うルアーを自作していた時代があるのですが、
その頃は木工は600番までかけていたので、
少し物足りなかったのは内緒ですw

ちなみに塗装相手には12000番とか使ってました。

400番までかけると、表面上のヤスリ跡はほぼ消えます。
手触りもツルツルで、気持ちいいです。

行程⑤~⑥オイル、ワックス塗布

400番までヤスリがけが終わったら、
次にオイルを塗布します。

木ですので、湿度の変化等で変形してしまうのですが、
それを少しでも防ぐためにオイルを染み込ませます。

かなり乾いていたようで、ぐんぐん入っていきました。

その後最終工程でワックスを塗布します。

コレは所謂目止め効果があります。
つや出しとオイルが抜けないようにするんですね。

コレにて完成です。

上:before
下:after

最後に金具を付けて、今回は鞄に付けることにしました。

こんな感じで。

編集後記

ということで、『体験Sugi guitarsしてきた話』でした。

今回はキーホルダーサイズで1時間ほどかかりました。
ギターサイズで考えると大変ですね。

Sugi guitarsさんは、ほぼ全てが手作業ということですが、
その秘密の一工程を体験させて頂きました。

ありがとうございました。

Sugiのguitar持ってないんですけどw