オーダースーツを取りに行って、自分のオーダーメイドサービスに思いを馳せた話

中村剛士の話
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江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

今日はとあるセミナーに参加後、
先月作ったスーツが出来上がったということで、
フィッティングをしに行ってきました。

夏用にシアサッカーという生地で作りましたので、
非常に軽いです。

セットアップで着るも良し、ジャケパンスタイルで別々に着るも良し
という万能スーツに仕上がりました。

しかも、フェアでワイシャツが1枚おまけで付いてくるという素敵仕様w

サイズは当然ぴったりで、まさしくオーダーメイドという感じです。
太らないように気をつけねば。

幸い、オーダーしてからは体型は変わっていなかったようですw

そして、このスーツですが、
かねてからの宣言通り、事務所に置きます。

9:00~18:00でしか着ないスーツになりますね。
仕事専用とすることで、経費処理をしますので。

仕事で私とお会いする方は、
コレですとお目にかかることもあると思います。

とか言いながら、最近は仕事でもスーツ着てなかったりしますがw

さて、今日はオーダーメイドつながりで、
私が出来るオーダーメイドのサービスについてまとめてみたいと思います。

税理士報酬の内訳を考えてみる

皆さんは今税理士に毎月いくら払っていますか?

一昔前は3万円/月というのが『相場』といわれていましたが、
ここ最近では、それも崩れています。

月額9,800円~という激安系の事務所もあったりします。

料金体系については千差万別なので、
ここでは3万円/月という『相場』通りに払っていたとします。

その場合は3万円×12ヶ月=36万円が月次の報酬ということになりますね。

この他に決算報酬として、顧問料の4~6ヶ月分かかることが多いので、
6ヶ月分として、3万円×6ヶ月分=18万円かかる計算になります。

つまり、合計すると36万円+18万円=54万円が
年間報酬合計額ということになります。

大体こんな感じですか?

これでその税理士さんは何をしてくれるのでしょうか?

◇ 領収書の入力(記帳代行)×12ヶ月
◇ 税務相談×12ヶ月
◇ 試算表の作成と打合せ×12ヶ月
◇ 申告書の作成及び税務署への提出

くらいでしょうか。

◇ 年末調整
◇ 法定調書合計表
◇ 償却資産税申告書

はどうでしょう?
この中に含まれている所もありますが、
別料金というところも多いのでは?

私の思う報酬のあり方

私が思う税理士報酬とは、『作業報酬』+『保険料』です。

『作業報酬』はその名の通り、各種作業に対する報酬です。
領収書の入力(記帳代行)が最たる例でしょう。

作業量によって変動するのがコレです。

対して『保険料』は、対税務署への窓口となることであったり、
調査に来ても大丈夫なように処理することだったりします。

売上のボリュームによって変わってくるのがコレです。
売上が大きい=取引量が多い=危険因子も増えるというわけです。

この考えに基づいて、報酬を決めています。

ですので、売上が高くても報酬が安いケースもありますし、
逆に売上が低くても報酬が高くなるケースもあります。

ちなみに私は、年末調整や法定調書合計表の提出などについては
別途報酬を頂く派です。

報酬が発生しないモノには責任も生まれないと思っているからです。

作業が増えるという単純な理由もありますが、
無報酬でやってしまうと、私が適当になります。

もしミスってしまっても「タダだし、いいじゃん」くらいのテンションです。
『ボランティアしてやってる感』が出てしまうということですね。

コレでは双方にとってよろしくありませんので、
別途報酬を決めた上で、12分割して月々頂くようにしています。

私のオーダーメイド

私の税理士報酬の中で、オーダーメイドできるのは、
『作業報酬』部分です。

ここは、私がどれだけ動いたかによって報酬が決まりますので、
領収書の入力をご自身でやるとか、他にも打合せの回数を
月1回から3ヶ月や半年に1回にしたりするとかを選んでいただければ、
単純に安くなります。

この辺りは、お客様が自由に選択して頂けます。

対して、『保険料』部分は削減できません。
コレを削るのは、ノーチェックで申告書を出すということですので。

まぁ、『税務調査でいくら取られても文句言わない』という契約なら
なくはないのか・・・?

あとは、私が打合せで使う資料は、お客さんごとに違いますので、
これもオーダーメイドといえるでしょう。

社長の話を聞いて、社長が知りたい数字や
知るべき数字に焦点を絞った、資料を作ります。

毎回何らかの更新をしますので、永遠に未完成の資料ですが、
単純に試算表を持ってくるだけのつまらない報告はしないつもりです。

編集後記

ということで『オーダースーツを取りに行って、
自分のオーダーメイドサービスに思いを馳せた話』でした。

偉そうに書きましたが、
結局の所『詳細はお見積もりいたします』ということになってしまいますね。

まず最初に大体いくらくらいですか?と聞かれるのが一番困ります。
あなたの情報を持っていないのでw

「一例として、○○の場合は△△円ですが、
実際には資料を見てみないと何とも言えません」という答え以外返せません。

それでも話を聞いてみたいという方は、
是非一度お会いしましょう。
決算書をお持ち頂ければ大体分かります。