TC ELECTRONICの『UniTune Clip』をレビュー

ギターの話
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江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

今日は土曜日ですので、恒例のエフェクターレビューの日です。

以前、『ギター 税理士』で検索トップになった話をしたと思いますが、
『エフェクター 税理士』の道のりは遠いです。

とある税理士法人さんが強くて、中々抜けません。

目標は『エフェクター 税理士』で検索トップになって、
エフェクタービルダーの方の確定申告をお手伝いすることです!

と言いながら、今日はちょっと変わり種で、
TC ELECTRONICの『UniTune Clip』をレビューしたいと思います。

バンドマンは耳が悪い?

ギターという楽器は、チューニングがとにかく安定しない楽器です。
演奏だけで無く、会場の湿度なんかでも微妙に音程がかわりますので、
たかがチューナーと侮ること無かれということで。

その昔は、音叉を使ってチューニングしていた時期もありました。

こんなヤツね。
440Hzのヤツを買って5弦のA(ラの音)を合わせてから、
それをベースに、6弦と5弦を合わせて、5弦と4弦を合わせて・・・
と1本ずつチューニングしていくという感じです。

耳が良い人だったら早いんですが、
時間がかかる上に個々人の耳に影響されるので、今では使っていません。

耳と言えば、バンドマンでも残念な耳の人が多いです。
友人のライブを見に行くと、音程が合ってないヤツばっかりですので。
私は聞いていて気持ち悪いのですが、本人は気にならないんですね。

ちなみに、私が出会ったで中一番耳が良い人は、楽器屋の店員のM君です。
彼がセットしたギターは本当に美しく鳴ります。
激オススメなので、良ければ紹介します!

話が逸れました。
個人の耳に影響されるので音叉を止めたという話でしたね。

UniTune Clipレビュー

ということで、普段はチューナーを使います。
ギターからシールドを繋いでチューニングするヤツです。

以前チラッと触れたことがありますが、
私が現在メインで使っているのかsonic researchのST-200です。
※現在は生産終了で、後継としてST-300が出ています。

コレは精度が良すぎて、逆にいつまでもチューニングが終わりません。
適当なところで妥協するしかないですw

適当といっても、その辺のチューナーに比べたらシビアですが。

コレはコレで良いのですが、
自宅でちょっと練習したいときなどに、
いちいち出して繋いでとやっていると、ちょっと面倒くさいのです。

そこで最近流行っているのが、
今回レビューするTC ELECTRONICの『UniTune Clip』のような
いわゆる『クリップチューナー』といわれるヤツです。

使い方は簡単で、ギターのヘッド部分にカプッと付けるだけです。

『UniTune Clip』は事務所に置いているので、別のクリップチューナーですが、
使い方はどれも一緒です。

電気信号ではなく、ギターの振動を感知してチューニングする仕組みになっています。

結構前から色々な種類が出ていたのですが、
正直、実用に足るレベルのモノではありませんでした。

クリップチューナーでチューニングした後に、
上で出てきたsonic researchのST-200でチューニングしてみると、
大分ズレていたりしましたのでw

結局私の中では、お手軽なんだけど、
そこまでの精度ではないので、使わないという立ち位置の商品でした。

時は過ぎ、確か2017年後半だったと思います。
上で出てきたM君が「これ良いぞ」といって出してきたのが
UniTune Clip』です。

M君が言うなら・・・と購入しましたが、買って正解でした。
ST-200と遜色ないくらいの精度があります。
ようやくここまで来たかって感じです。

ただし、一点だけ注意です。
全く同じ外見で『POLYTUNE CLIP』というのがあります。
こっちはまるでダメなので、買わないように注意しましょう。

ポリフォニックチューニングという、
全弦同時にチューニングできる機能付きというのが売りなのですが、
肝心のポリフォニックが全く使い物になりません。

ポリフォニックで合わせてから1本ずつチューニングするとズレますのでw

編集後記

ということでTC ELECTRONICの『UniTune Clip』レビューでした。

レビューをほとんどしていないw
後半に至ってはポリフォニックに対する愚痴でしたね。

まぁチューナーなんて精度が高いか低いかしか論点ないので。

コレは良い精度しています。
ギターケースに一つ忍ばしておくと捗ることでしょう。

値段も安いので、オススメです!