江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。
今日はバレンタインデーでしたね。
ありがたいことに、お客さんからチョコをいただきました。
何か有名どころのガトーショコラで、中々買えないらしいです。
ありがとうございます。美味しくいただきます。
ところで、このチョコって経費になるんでしょうか?
ちょこっと気になりますよね?
ということで、今日は、チョコをあげた場合の経理の勘所、行ってみましょう。
チョコを渡したら経費になるの?
実は結構悩ましい問題です。
基本的に、特定個人が特定個人にチョコを渡す場合は経費にしようがありません。
しかし、例えば、女子社員一同として男性社員一同へチョコを渡す場合は、
福利厚生費で経費にしても良いと思います。
バレンタインは世間に広く認知されているイベントですので、
社内イベントと同じ扱いでOKです。
何度か福利厚生費についてブログに書いてきたとおり、
『男性社員一同』がポイントです。
『女性社員一同』として渡したとしても、
特定の男性社員に対してだけでは、経費にすることは難しいでしょう。
他に経費になるとすれば、冒頭のケースでしょうか。
つまり、女性社長が男性の取引先にチョコを渡すケースです。
または、会社の指示で女性社員名義で取引先にチョコを渡すケースもあるでしょうか。
この場合は、『交際費』として経費になります。
贈答品ですね。
女性社長の場合は、中に本命チョコを混ぜることもできるでしょうが、
バレンタインのチョコを経費で・・・と考えただけで気持ちが萎えるので、止めときましょう。
本命チョコはちゃんと自腹で何とかしてください。
あまりにも高級すぎるのは注意!
取引先に渡すチョコであれば、値段は気にしないでOKです。
しかし、『福利厚生費』になるケースでは、
ちょこっと注意が必要です。(←言いたかっただけw)
あまり高級すぎるモノだと、要件を満たしていても
『交際費』として認定される場合があります。
中小企業の場合は、結果変わらないので気にしなくても大丈夫ですが、
資本金が1億円を超えている大企業の場合は、
税金に影響がありますので、注意が必要です。
具体的に何処までOKという基準はありませんが、
個人的にはゴ○ィバまではセーフな気がします。
主に知名度的な問題で。
日本ではあまり知られていないショコラティエで、
非常に高価なチョコだと、危険度が増します。
税務署の人間が知らないからです。
まぁ、税務調査で指摘されなければそれまでなんですがね・・・
ブラック○ンダーを人数分であれば、
100%大丈夫と言って良いでしょうw
編集後記
ということで、『ちょこっと気になる!バレンタインのチョコは経費?』でした。
友チョコや逆チョコの場合は、それとなく読み替えておいてください。
皆さんはチョコあげましたか?or貰いましたか?
ちなみに、私は今年2個でした。
冒頭のお客様と妻です。
子供ができると、子供関係以外のイベントをスルーしがちですが、
今日帰ってきたら、テーブルの上にチョコが置いてありました。
有り難やー
※念のため書いときますが、性差を云々言う意図は微塵もないです。
文中はあくまでも一般的な例と言うことで。