確定申告で困ったことワースト3

中村剛士の話
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江戸川区葛西のギタリスト税理士 中村剛士です。

いよいよ明日で最後ですね。
皆さん確定申告はお済みですか?

私は今日最後の報告を終え、無事に全件電子申告が完了しました。

後は明日、お預かり資料を返送したり、
電子申告できない添付書類を税務署へ郵送したりすれば、本当にお終いです。

まぁ、期限があるモノは終わっているので、気は楽になりましたw

さて、今日は『確定申告で困ったことワースト3』と題して、
コレはやめてくれ!と思ったことをまとめます。

来年以降のために、お願いしていこうと思って。

第3位 レシートをノートに貼り付ける

前にも書いたと思いますが、
レシートをノートに貼るのは、すでに時代遅れです。

レシートをスキャナーで読み取って自動仕訳するような時代になっています。
ですので、レシートをノートに貼られると読み込めないので困ります。

貼る手間もかかるし、私の手間も増える。
良いことが何もありません。

じゃあ、レシートの保管はどうすりゃいいんだ?
とお思いかもしれませんが、こんなヤツに月別に入れておいてください。

実際に私もこのタイプのモノを使っています。

13室に分かれていますので、
普段はとりあえず一番手前にバサッと入れておき、
スキャナーで読み込んだモノを1月分~12月分まで
各月のポケットに入れ直すようにしています。

日付順に入れようなんて思ったら日が暮れますので、
月別だけで大丈夫です。

中で折れないようにだけ気をつけておいてください。

第2位 レシートがぐしゃぐしゃ

ノートに貼ってはいないけど、ノートに貼っているのよりやっかいなのがコレです。

ノートに貼る方は、丁寧な方が多いので、
レシート自体は綺麗であることが多いです。

しかし、このタイプはレシートを握りしめないと死ぬの?
というくらいにぐしゃぐしゃにしてきます。

そんな状態だと、当然スキャナー通りませんので、
『漬物』という作業が必要です。

字面で分かりますよね?
レシートのしわを伸ばして、本を漬物石代わりに置いて、
一晩漬け込みます。

そうすることで味が染み込んで・・・じゃない、
ここまでしないとスキャナーに通りませんし、
ここまでしても綺麗なレシートに比べて、紙詰まりする確率が高くなります。

正直、税理士のやる仕事じゃないです。

2月中旬に資料が来たので、まだなんとかなりましたが、
さすがに「税理士に渡す資料の状態じゃない。
次回もコレなら受けられないor料金倍」と言いました。

第1位 3月に入ってからの新規問い合わせ

今年3件問い合わせがありました。
今確認したら、6日に2件、7日に1件でした。

しかも、個人事業主で初めての申告ではない人から。

もうね、馬鹿かと。

これが『去年アパート建てて、今回初めての申告なんです』
みたいなケースならまだ分かります。

そこまで重くないので、ねじ込めなくはないです。

でも、事業は無理です。

ちなみに今年一番重かった方は、丸3日かかってます。
どんな資料があるかや作業手順がすべて分かっている状態でです。

これが新規ともなれば、資料確認→不足資料のやりとり等で
余計な時間もかかるでしょう。

何でこの時期に言うの?お前、去年も申告してるだろ!って感じですね。

本当は、2月中には確定申告終わらせて、
こういった案件に対応できるようになると良いんでしょうが、
今年はその余裕がなかった・・・

来年以降の課題ですね。

編集後記

ということで『確定申告で困ったことワースト3』でした。

他にも色々困ったことはありました。

趣味のドローンを経費に入れようとしたり、
明らかにレジ前の不要レシートからパクって来ただろ!というのがあったり。

まぁ、そこはガッツリ削りましたがw

新しい人との出会いや仕事のご縁など、
収穫もありましたので、最終的には良い確定申告だったかと思います。

さて、次は1月決算法人だ!
といっても1件だけで、申告書はもう出来ていますがw